デアゴスティーニから発売されたクラフトマガジンシリーズ、週刊「スプリンタートレノAE86」の創刊号~7号の感想を紹介します!
今回購入したのは、全国発売(2022年6月28日創刊)前に、地域限定で発売されていた"試験販売版"です。7号で一度休刊となり、今後全国発売版で続きを購入できます。
記事内容については、試験販売版で紹介しているため、一部全国版とは異なる可能性があります。
ファンの方には大変申し訳ないのですが、個人的には
AE86に特別思い入れがあるわけでも、
車にむちゃくちゃ興味があるわけでも(どちらかと言えばバイクが好き)、
『頭文字D』に興味があるわけでもありません。
また、モデルの組み立ては初心者です。
そんな私でも、各号のマガジンを読めば「へー、そうなのかぁ~」「うわ、この車なつかしい!(例えばMR2とかソアラ)」と思ったり。マガジンだけでもかなり楽しめました。
そして「スプリンタートレノ AE86」1983年前期型GTアペックス の組み立てが非常に楽しかった!
「うぉー!こんなところまで作るの!?」
「なるほど車の構造はこうなの?(よくわからないけど!)」
などと楽しみながら組み立てることができました。
パーツは塗装済でドライバー1本での組み立てが可能です。
マガジンの組み立て説明を読みながら
「こうかな?」
「いやこうなのかな?」
と少し悩みながら作業を進めました。(これが楽しい!)
モノを作り上げていく楽しみを久々に感じました!
本記事では1~7号のマガジン内容の概略紹介と1~6号を実際に組み立ての概要、感想を紹介します!
デアゴスティーニのシリーズはかなりお金がかかります。購入するかどうかの判断のための参考になれば幸甚です。
タイトル 週刊 スプリンタートレノ AE86
価格 創刊号特別価格:490円(税込)/第2号以降通常価格:1,890円(税込)
創刊日 2022年6月28日(火) ※一部地域により異なります
刊行周期 週刊
刊行号数 全110号(予定)
創刊号 仕様 A4変形判/26ページ(表周り含む)
商品HP https://deagostini.jp/tst/
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「週刊スプリンタートレノAE86」マガジン内容について
「週刊スプリンタートレノAE86」マガジン内容について紹介します!
マガジンコンテンツの基本的な構成は以下の通りです。(プレスリリースより引用)
①AEハチロク大全
1983年に登場したAE86型トレノとその兄弟車レビン。発売から39年を経てなお、世界中の走り屋たちに乗り継がれているのはなぜなのか? 数々の伝説が紡がれてきた「AEハチロク」の歴史と系譜をたどりながら、研ぎ澄まされたメカニズムの秘密を徹底解説します。②トヨタ名車図鑑
トヨタが国内外に発信してきた歴代のスポーツ車の傑作を、図鑑形式でじっくりと振り返ります。豊富な写真と詳細なスペックデータを掲載。③用語解説
ハチロクトレノを教科書として、スポーツドライビングの基本用語やメカニック用語をわかりやすく解説します。④組み立てガイド
各号のパーツの組み立て方を解説する組み立てガイド。手元のパーツと写真を見比べながら手順を追っていくことができます。
「週刊スプリンタートレノAE86」7号までのコンテンツは以下の通りでした。*試験販売版のため全国版とは異なる可能性があります。
第1号 | AEハチロク大全 | スプリンタートレノAE86の誕生 |
トヨタ名車図鑑 | カローラレビン(AE86) | |
第2号 | AEハチロク大全 | AE86メカニズム大解剖 4A-GEUエンジンの秘密 |
トヨタ名車図鑑 | カローラレビン(TE27) | |
用語解説 | 駆動方式 | |
第3号 | AEハチロク大全 | トヨタとハチロクの物語 第1回 トヨタFRの系譜 |
トヨタ名車図鑑 | 2000GT | |
用語解説 | DOHC | |
第4号 | AEハチロク大全 | AE86メカニズム大解剖 リトラクタブルライトとデジタルメーター |
トヨタ名車図鑑 | ソアラ | |
用語解説 | タイヤの秘密(1) | |
第5号 | AEハチロク大全 | AE86メカニズム大解剖 サスペンションの秘密 |
トヨタ名車図鑑 | MR2(AW11) | |
用語解説 | 箱根ターンパイク | |
第6号 | AEハチロク大全 | トヨタとハチロクの物語 第2回 カローラとスプリンター |
用語解説 | ドリフト | |
第7号 | AEハチロク大全 | AE86メカニズム大解剖 インテリア~シートとサテライトスイッチ |
トヨタ名車図鑑 | レクサスLFA |
「トヨタ名車図鑑」では古い車種~新しい車種について写真とトピックスで紹介されています。(これが楽しい!)
「AEハチロク大全」では細かなハチロク情報が掲載されています。「AEハチロク大全」の中でもメカニズム大解剖、トヨタとハチロクの物語のカテゴリがあり、飽きの来ないコンテンツになっています。
「用語図鑑」では聞いたことはあるけど自分では説明できない内容などがしっかり説明されています。
普通の雑誌とは異なりページ数は少ないですが、写真も多く、毎号楽しめる内容が続きます!
「週刊スプリンタートレノAE86」ダイキャストモデル組み立てについて
「週刊スプリンタートレノAE86」ダイキャストモデル 1号~6号までを組み立てました。
各号の組み立て内容の概要と組み立ての感想を紹介します。
組み立ての概要
「週刊スプリンタートレノAE86」第1号~第7号までの組み立て内容は以下の通りでした。(試験販売版での内容であり、全国版とは異なる可能性があります。)
第1号 | フロントマスクを組み立てる |
第2号 | ボンネットを組み立てる シリンダーヘッドカバーを組み立てる |
第3号 | 左前輪を組み立てる カムシャフトをセットする |
第4号 | サスペンションとインテークマニールドを組み立てる |
第5号 | サスペンションと右シリンダーブロックを組み立てる |
第6号 | ディスクブレーキとシリンダーブロックを組み立てる |
第7号(未組立) | 右トランスミッションケースとオルタネーターを取り付ける |
それぞれの号での組み立て内容を簡単に紹介していきます!
第1号 フロントマスクを組み立てる
第1号ではフロントマスクを組み立てます。
まずは86トレノのアイデンティティの一つでもある、リトラクタブルヘッドランプの組み立てを行います。ここではパーツの左右の見分け方が難しかったです。
フロントバンパーへのウインカーレンズの取り付け、TRUENOエンブレム、ライセンスプレートを付けて完成です!
第2号 ボンネットを組み立てる シリンダーヘッドカバーを組み立てる
第2号ではボンネットとシリンダーヘッドカバーを組み立てます。
ボンネット関連では左右にボンネットヒンジを固定する作業だけです。
続いてシリンダーヘッドカバーを組み立てます。
一部こまかい作業もありましたが、なんとか完成!
第3号 左前輪を組み立てる カムシャフトをセットする
第3号では左前輪を組み立てる作業とカムシャフトをセットする作業を行います。
左前輪タイヤにホイールリムを取り付けます。
2本のカムシャフトをシリンダーヘッド内部にセットする作業。いや、ここまで作りますか!?
シリンダーヘッドに2号で組み立てたシリンダーヘッドカバーを固定して3号の作業は終了です。
第4号 サスペンションとインテークマニールドを組み立てる
第4号ではサスペンションとインテークマニールドを組み立てます。
自動車の車体構造には詳しくないのでずが、今回はサスペンション関連の組み立てです。ロアアーム、ステアリングラックを組み立てました。
フューエルデリバリーパイプも組み立てがあります。フューエルデリバリーパイプにフューエルレギュレーター、フューエルパルセーションダンパーを取り付けます。
この後、インタークマニホールドにガスケットを固定して完成です。
第5号 サスペンションと右シリンダーブロックを組み立てる
第5号ではサスペンションと右シリンダーブロックを組み立てます。足周りとエンジン周りとを少しずつ組み立てるようです。
正直なところ、徐々にパーツのパッケージが小さくなるのが少し寂しいです。
今回はネジが予備を含めトータルで21個付属!ネジ止めが多い回でした。
ストラットの組み立てとリンクパーツの取り付けを行います。リンケージバーの取り付けがうまくいっているのかが不安です。
シリンダーヘッドブロックにシリンダーブロック(右)、フューエルデリバリーパイプを固定し、インタークマニホールドを取り付けて完成です。
第6号 ディスクブレーキとシリンダーブロックを組み立てる
第6号ではディスクブレーキとシリンダーブロックのを組み立てをおこないます。
ブレーキディスクにキャリパーをセットし、これまでに組み上げたフロントメンバーに左前輪とともに取り付けます。左前輪の取り付けが少し難しかったです。
シリンダーブロックにディストリビューター、サーモスタットを取り付けます。左シリンダーブロックへオイルフィルターを取り付ける作業もありました。
第7号 右トランスミッションケースとオルタネーターを取り付ける
第7号では右トランスミッションケースとオルタネーターの取り付けです。
第7号は組み立てていません。
所感
子どものころかはプラモデル作りをやっていました。(塗装などはせず、組み立てるだけです)
今回実際に組み立ててみて「ビッグサイズの車を組み上げていくのは、楽しいなぁ!」と素直に感じました。
一連の作業を通して感じたことを紹介していきます。(組み立てのスキルレベルや知識などにより感じ方が違うと思います。初心者の感想です)
接着剤不要、塗装不要なのが嬉しい。その一方で・・
基本的に接着剤不要、塗装済のパーツで構成されています。
接着剤ははみ出しなどで外観を損ねる場合があるため、接着剤不要なのは嬉しいです。
▼ 必要な道具(デアゴスティーニの「よくある質問」より引用)
【提供する道具】
・プラスドライバー 0番(創刊号で提供)【組み立てにあると便利な道具】
・ジッパー付きのビニール袋、またはツールボックス(ネジやパーツの仕分け・保管用)
・ピンセット
接着剤レスのため、差込みやネジ締めによりパーツを固定します。
しかし、パーツの精度がでていないのでしょうか、差込がうまくいかなかったりする箇所がありました。
号ごとにパーツのみを追加で購入することもできるため、どうしても必要であればパーツのみを購入することになります。
また、金属パーツにネジ止めをする際に力が必要で少し難しいなとは思いました。(ついついネジ山をなめてしまうことも・・)
パーツも小さいため固定もしにくく、また力を加えると曲がったり破損したりしないか、などの心配がありました。
付属のドライバーではなく、もっと力が入れやすく、しっかりしたドライバーを購入した方がよいでしょう。
組み立て説明書がわかりやすい。サポート動画もあり、迷うことは少なそう。
説明書は丁寧に記載されています。
しかしながらスルスルとは組み立てられず、こっちかな?こうかな?と悩みながら組み立てる箇所もありました。
説明書では「このように組み立てます」という記載があったあとに「こんな風にしてくださいね」という後出し情報が出てくるケースがあります。
私の場合「このように組み立てます」をみて組み立てしようとして「あー、よくわからない」となることが何度かありました。落ち着いて説明書を読めば少し先にヒントがありました。
説明書のパートごとに一度内容を確認してから組み立てていくとよいのかもしれません。
不安な場合には、「週刊スプリンタートレノ AE86」の公式ページに用意されているサポート動画を見るとよいでしょう。
モデル組み立て初心者でも楽しい!
少し失敗したりしましたが、実際に組み立ててみて再認識したのは「やはりモデルの組み立ては楽しい!」という事です。
完成までに約2年かかりますが、毎週組み立てたり、月に一度トレノの日を作り集中して作るのもよいでしょう!
(もちろん全号揃ってから組み立てるのもありです!)
絶対にプライベートタイムが充実しますよ!
知識のない私なんどより、AE86トレノや車そのものの知識がある方は、組み立てがもっともっと楽しいのでしょうね!
(うらやましいです)
完成後にはインテリアの一部として飾ったり、サウンド、ライトによるギミックを楽しんだりできます。
さらにカスタムパーツを追加すればボンネットなどをブラックにすることも可能で、完成後の楽しみもありますね!
▼カスタムパーツの販売の詳細については「週刊スプリンタートレノ AE86」の公式ページ をご確認ください!
タイトル 週刊 スプリンタートレノ AE86
価格 創刊号特別価格:490円(税込)/第2号以降通常価格:1,890円(税込)
創刊日 2022年6月28日(火) ※一部地域により異なります
刊行周期 週刊
刊行号数 全110号(予定)
創刊号 仕様 A4変形判/26ページ(表周り含む)
商品HP https://deagostini.jp/tst/
▼ 完成までの費用総額についてまとめた記事を用意しています。気になる方はご確認ください。(見ない方がいいかも・・)
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